コレステロールとアボカド

動脈硬化症を予防する不飽和脂肪酸やビタミンEが豊富なアボガドの魅力

日本人の3大死亡原因は、「癌(がん)、脳卒中、心臓病」で、脳卒中と心臓病の原因の大部分が動脈硬化です。動脈硬化の原因とされるコレステロールですが、コレステロールにも大事な働きがあります。

コレステロールは摂らない方が良い?

世間では動脈硬化の諸悪の根源がコレステロールであるように言われています。そのため、卵を一切食べないという人まで現れているようです。しかし、コレステロールは人間にとって非常に大切な物質で、細胞を守る細胞膜やカルシウムと共に骨を作るのに大切なビタミンD、そのほかにも各種ホルモンを作る材料として欠かせない物質です。

また、コレステロール値がやや高目の人の方が癌になりにくいという報告もあります。蛋白質の摂取が少ない若い世代の人には低コレステロールの人が多く、虚弱体質の原因とも言われています。

従って、コレステロールを一概に悪者と決め付けてしまうのは間違いであり、我々人間にとって大切なものでもあるということも知っておきましょう。

そもそも動脈硬化とは

動脈の内側をおおう薄い細胞群(内皮細胞)が破壊、修復を繰り返しているうちに、内皮細胞の下にコレステロールなどが蓄積して動脈が硬くなり血の通り道が狭くなることを言います。これは老化現象の一つで、年齢と共に進むことは避けられません。

したがって動脈硬化を予防するとは、動脈硬化の進行を遅らせることになります。

動脈硬化は25才くらいから始まるといわれていますが、最近の子供の肥満、糖尿病の増加と共に、10才代でも動脈硬化がみられるようになっています。

動脈硬化症を予防する食材

不飽和脂肪酸には動脈硬化症を予防する効果があると言われています。そこでオススメしたい食材が意外!それはアボカド。

アボカドの栄養価

アボカドの脂肪はノンコレステロールで、動脈硬化症を予防する不飽和脂肪酸で、今話題のオレイン酸が多量に含まれオリーブオイルに似た特質を持っています。脂肪と聞くと目をしかめる人にも安心です。その他にも、体に必要不可欠なビタミンC、食物繊維、体内の余分なナトリウムを体外に排せつしてくれるカリウム、心臓病や脳卒中、脳障害を防止するビタミンEも一つのアボカドに一日の必要量の3の1も含まれています。

不規則な食生活やダイエットなどで栄養が隔たりがちな人、また生活習慣病が恐い人たちにも、非常に嬉しい食品です。

アボカド食べ方

アボカドは、しょうゆをかけたり、サラダにまぜるだけでも美味しいのですが、他のちょっとした工夫でますます食事が楽しくなります。

たまねぎ、にんじん、サーモンにアボカドのみをくり抜いたものをまぜたマリネを作り、 実をくり抜いて残った皮に盛り付けてちょっとオシャレなディナーの前菜を彩ってみたり・・・

食パンに、小さく切ったアボカドと、ゆで卵、マヨネーズ、チーズをのせてオーブントースターで焼いた簡単グラタントーストにしてみたり・・・

是非食事に少し取り入れてみてはいかがでしょうか。

photo credit: Ed Uthman under cc

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