百歳現役の決め手「健康体操」

百歳現役の決め手「健康体操」

高齢社会の到来です。我が国の人口高齢化は世界で類を見ないほど急速に進行しており、2015年には4人に1人が65歳以上の高齢者になると予測されています。今回は、健康長寿を全うするための秘訣について、健康運動指導士の岩田道子先生にお話をお伺いしました。

最後まで自立した生活を

私は平成11年、88歳の義母を送りましたが、15年間要介護でした。痴呆症の初期から 少しずつ進んで、ついには家族も誰だかわからなくなる過程を学びました。後期の4年間は施設でお世話になりましたが、この体験の中でしみじみ感じたことは「介護を受けなければならない人生は本当の質の高い人生ではない」ということでした。

私はできれば最後まで自立した生活がしたいと思いました。しかし、この事はあくまでも願望であり、そうなる保証はなにもないのも事実です。

人は楽な方を選んでしまいがち

最近の研究では、よい生活習慣の実践で予防できることが少しずつ明らかになってきています。その良い生活習慣の1つが運動です。ここでやっかいなのが、人は(私を含めて)本来楽な方が好きですから何事も楽な方を選んで生活してしまいがちです。

歩かないで乗り物を利用したり、力仕事は機械に頼ったりと。その結果、運動不足が原因の疾病が多発しているのが現状ではないでしょうか?身体を使って(運動して)筋肉を使い続け、筋力低下を防ぎ、エネルギーを消費し、余剰栄養の蓄積をしないことが大切です。

無理なく続けられる運動を

生活の中でこまめに身体を動かすこと(生活ながら運動)、体操で関節や筋肉の柔軟性を維持すること、ダンベル健康体操でより筋力を保持増進すること、そしてウォーキングにより心肺機能を保持増進することです。

私の体験から学んだ理想の「最後まで自立した生活ができる人生」の実現を目指した、すなわち高齢者の生活の質(Quality of life)の向上を目指した健康づくりを、私は「運動」という切り口から進めようと思います。この思いが私の活動の原点です。

健康づくりには他に「栄養」「休養」という切り口があります。

おすすめ!手軽にできる高齢期の運動

  1. ラジオ体操で関節の柔軟性を保とう!
  2. ウォーキングで筋肉と心肺機能の保持増進を図ろう!

この2つで高齢期の運動は充分です。

他に室内での簡単な筋肉トレーニングやダンベル体操など加えるとより充実します。

photo credit: Rance Costa via photopin cc

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