カビが発生する条件とお部屋別の対策法

カビの発生条件と対策

梅雨になるといつも頭を悩ませるのがカビです。カビの発生条件を知り、できる限りのカビ対策を心がけましょう。

カビとは

カビは菌糸と呼ばれる糸状の細胞からなり、胞子によって増殖します。発生箇所の劣化や腐食などを引き起こし、独特の臭気を放ちます。また、食中毒の原因となったり、抵抗力が弱い高齢者などの肺や肝臓を害したり、子どもたちのアレルギーの原因ともなります。

カビが発生しやすい条件

カビは、温度(20~30℃)・湿度(75~95%)・栄養(有機物でアカや石鹸カスなど)・酵素の4つの条件が整うと増殖します。空気中にはカビの胞子がつねに浮遊していますので、条件が整えば家の中のどこでも発生しますが、特に水に濡れやすく、汚れやすいところ、また、同じ室内でも空気がよどみ比較的低温になり湿りやすいところは注意が必要です。

カビの影響

カビの胞子は空中をフワフワ飛び回っていて、それを吸いこむことによって気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患を引き起こす原因となります。さらに、カビはダニの栄養となってダニの増殖にもつながります。

カビ対策

台所

水蒸気が他の部屋に広がらないよう、調理、炊飯、 皿洗いのときには必ず換気扇を回しましょう。また、使用後もしばらく回しましょう。

浴室

入浴後換気扇を回すか、窓を開けましょう。防犯上危険な時は夜間に換気扇を回し、昼間窓を開放します。換気扇のみの場合は翌日まで回しましょう。 浴槽の水は使用後すぐに排水しましょう。お風呂の最後に、湯で浴室の壁を洗い流し、その後冷水をかけ、浴室内の温度を下げます。浴室の扉は開けっ放しにしてはいけません。

寝室

就寝前の5分程度の換気で結露が軽減されます。ベッドは壁から5cm以上離して下さい。

押入れ、収納庫

床にスノコを敷き、風通しを良くしましょう。夜間、ふすまを開けておくのも有効です。押入のある部屋での暖房は水蒸気の発生の少ない電気ストーブなどが適しています。

室内での洗濯物干し

室内に干さないのが原則ですが、どうしても干したい時は、 浴室の窓を開け、入口の扉を閉めて浴室に干しましょう。

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