快眠を手に入れるための6つのポイント

快眠を手に入れるための6つのポイント

最近寝不足気味と感じていませんか?きっと寝不足と感じている人は多いはず。なんと日本人の5人に1人は寝不足と感じているのです。

人は文明の発達により人工で明かりを起こすことに成功しました。それにより太陽が沈んだ夜でも明るい生活を送ることができるようになりました。しかし、その反面寝るはずであった夜にまで仕事や勉強、遊びができるようになり、夜は寝るためのものだけではなくなってしまったのです。

睡眠は脳のため

人は何のために眠るのか?ズバリ、脳の休息のために眠るのです。よく寝たのに体が疲れていると感じることはありませんか?その原因は体の疲れによるものよりも、脳の疲れがとれていないことによるものの方が大きいのです。

というのも、人の睡眠は8割が脳のためで、残りの2割が体のためだからです。人間は高度に成長した脳の活動があって初めて人間らしく生きることが出来ます。普段気にすることなく送っている生活の全ては脳の指令によって行われています。遊びも勉強も仕事も全て脳の指令によって行われているのです。

すなわち日常生活の中で人間は毎日脳に重い負担をかけて生活しているわけで、それによって疲れた脳を休ませるのが睡眠ということになります。ではそろそろ本題に入ることにして、どうしたらぐっすり眠れるのか考えていくことにします。

睡眠の種類

まず、睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があることに注目しましょう。

レム睡眠とノンレム睡眠は寝ている間交互に起こり、レム睡眠は体を休ませるとともに、一日活動したことによって得た情報を一時記憶から長期記憶に変える役割があります。ノンレム睡眠は疲れた脳を休ませる役割があります。

また、寝付いてからすぐのノンレム睡眠の方が起きる前のノンレム睡眠より深い眠りであることがわかっています。よって、寝付いてから2~3時間の間に起こる1、2回のノンレム睡眠をどれだけ深い眠りにできるかで、どれだけ良い眠りを得られるかどうかが決まるのです。

ではどうやってこの寝付いてから2、3時間のノンレム睡眠を深くすればよいのでしょう。

方法はいくつかあり、実行できる方法が多ければ多いほどあなたはより良い睡眠を手に入れることが出来ます。ここでいくつかの方法を紹介することにします。

よい睡眠を得る6つのポイント

1.就寝時間

人間にはノンレム睡眠に入りやすい時間帯というものがあります。

よく12時前に寝ましょうと言われるのはそのためで、12時前に寝ることが出来ればあなたは良い睡眠に一歩近づいたといえます。

2.就寝前の行動

人間は神経が高ぶった状態でいると寝付きにくくなります。

そこで、寝る前に刺激的なテレビやビデオを見たりゲームをしたりしていると、神経が高ぶった状態で睡眠に入ってしまうため良い睡眠が得にくくなります。

また、アルコールも飲みすぎてしまうと神経を高ぶらせてしまうため、かえって逆効果になります。すなわち、寝る前はリラックスすることを心がけることが大切です。

3.飲食物

カフェインの入ったお茶やコーヒーなどは神経を高ぶらせてしまいます。また、消化の悪い食べ物も同様です。そこで、そのような食べ物や飲み物は寝る2時間前以降は口にしないようにしましょう。

逆に、ビタミンBやカルシウムは神経を静める作用があり、牛乳には体内で睡眠物質に変わるトリプトファンが含まれるため、寝る前に摂取することは良い睡眠を得るうえで有効です。

4.お風呂

寝る前にお風呂に入る人も多いはず。しかし、熱いお湯につかったり、肩までつかったりすると、リラックスするはずのお風呂もかえって神経を高ぶらせてしまうことになります。ぬるま湯にじっくり浸かって体を温め、肩まで浸からず半身浴をお勧めします。

5.寝る環境

周囲がうるさいところはまず避けましょう。音に敏感な人はひそひそ声が聞こえても気になって眠れないことがあります。また、明るさにも注意が必要です。人間が落ち着いて眠りに入れる明るさは30ルクスまでです。真っ暗じゃ眠れないという人は足元に小さな間接照明をしましょう。

6.寝具

敷き布団はあまり柔らかすぎると体がリラックスできません。掛け布団は熱の発散を防ぎ、吸湿放湿性にすぐれたものを選びましょう。人は暑くても寒くても良い睡眠は得られません。またあまりにも汗をかくと寝苦しくなります。枕はその人の習慣にもよりますが、一般には低い方が寝やすいといわれます。寝るときに欠かせない寝具、あなたにとって一番あったものを探し出せたら良い睡眠に何歩も近づくことでしょう。

以上の6項目を出来るだけ多く達成できたなら、良い睡眠はあなたのものです。きっと就寝後2~3時間の間に起きるノンレム睡眠はとても深いものになるはずです。そうなれば朝の目覚めもすっきりです。睡眠は高度なストレス社会となっている現在こそ、人間にとってもっとも重要な休養といえるでしょう。

良い睡眠をとってよい一日を!

photo credit: RelaxingMusic via photopin cc