日本人なら覚えておきたい「おせち料理」の豆知識

日本人なら覚えておきたい「おせち料理」豆知識

もういくつか寝るとお正月です。お正月のメインのひとつと言ったら「おせち料理」ですよね。みなさんはおせち料理の意味をご存知でしょうか?日本人なら覚えておきたいおせち料理豆知識をまとめてみました。

おせち料理って?

おせち(御節)。節句のお祝いの料理が、おせち料理です。これには、「三つ肴」または「祝い肴」と呼ばれるている3種類の料理があります。面白いことに関東と関西では少し異なっています。

  • 関東…黒豆、数の子、ごまめ
  • 関西…黒豆、数の子、たたき牛蒡(ごぼう)

いわゆる「おせち料理」の歴史は意外に浅く、今のおせち料理の形になったのは江戸時代後半といわれています。江戸の粋やユーモアを凝縮した庶民文化から開花したものだそうです。歴史が浅いからこそ、土地や時代によって様々な形式があり、伝統を伝えながらも、とっても柔軟な料理に変化してきたのではないでしょうか。

おせち料理の意味

数の子

ニシンの卵。子孫繁栄の縁起ものとして言われています。

ニシンは、漁期が3月ごろである事から春の使者「春告魚」とも書かれます。また「かど」という呼び名もあり、「かどの子」がなまって「かずのこ」に。

栗金団(くりきんとん)

「金団」は黄金の団子という意味です。くちなしの実で黄色に色付けて仕上げます。名前の語呂合わせではなく、見た目の“黄金”の色合い、豪華に見える様子から、おせちの定番に。

黒豆

今年もマメマメしく、黒く日焼けするまで「健康」に働けるようにとの祈りを込めた料理です。黒は、道教において邪除けの色として尊重されています。

昆布巻

「よろこぶ」の言葉にかけて、昆布はお正月の鏡飾りにも用いられています。昆布は日本料理の必需品ともいえる大切なもので、健康長寿が得られるといわれています。

沖縄の人々も遠く北海道から取り寄せ、 大量に消費しています。おせち料理には、煮しめの結び昆布、昆布巻と大活躍です。

たたき牛蒡(ごぼう)

豊作のときに飛んでくる黒い瑞鳥を指し、豊年と息災の念がこめられているのだそうです。また、黒豆同様、「黒」という色の縁起のよさもあります。

紅白かまぼこ

江戸時代、様々な細工かまぼこが作られるようになると、祝儀用としてかかせないものになっていきました。紅白のおめでたい彩りから、おせちの定番になったのでしょうね。

お母さんに休養を

おせち料理を作り置きするのは、お正月にお母さんを休養させるためとよく言われます。「お母さん」を別の言い方で「女将さん」、、、「おかみさん」、、「お神さん」、、、。もしかしたらこのあたりからこの説は来ているのかもしれません。

でもよーく考えてみたら、年末の忙しい時期にそのおせち料理を作るのはお母さん。お正月ぐらいゆっくりと「寝正月」をさせてあげてはいかが?

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