妊活に「葉酸」は効果的?

妊活に人気の「葉酸」。その働きについてまとめました。

葉酸とは

葉酸とは水溶性のビタミンB群の一種であり、細胞を作る際にDNAの合成を助ける役割を果たしています。そのため、欠乏するとDNAが正しく合成されず、異常な細胞ができてしまうのです。具体的な欠乏症としては、貧血、胃潰瘍、口内炎などのほか、脳障害の原因になるともいわれています。

葉酸補給は「妊娠前」から

葉酸不足が異常な細胞の生成を招くことから、最も注意しなくてはならないのが妊娠中の女性です。妊娠中の女性が葉酸不足に陥ると、胎児の神経細胞の成育に悪影響を及ぼし、胎児の身体障害や流産・死産の原因ともなってしまうのです。

また、このような異常は妊娠の初期に起こることが多いため、妊娠に気がついてからではなく、妊娠の可能性のある女性は普段から葉酸の摂取を心がける必要があります。

葉酸をどうやって摂取する?

では、私たちは葉酸をどのくらい、どのようにして摂取すればよいのでしょうか。

厚生労働省は1日に必要な葉酸の摂取量を、成人男女が200μg(=0.2mg)、妊娠した女性が400μg(=0.4mg)と定めています。

しかし、アメリカの葉酸所要量や、葉酸の働きが重要なものであることを考慮すると、妊婦以外の人も1日400μg摂取することが望ましいといえます。

葉酸はレバー、豆類、穀類、野菜、果物などに含まれており、特に緑黄色野菜や、柑橘系の果物、レバーなどには多く含まれています。

上手に摂取するには

葉酸は水溶性ビタミンであり、食材を洗ったり茹でたりすると失われてしまいます。食材や調理法などによっても異なりますが、おおよそ50%程度が失われてしまうようです。

摂取してからも体内に吸収されづらく、約35%がそのまま体外に排出されてしまうといいます。さらに、体内に取り入れてからも喫煙や飲酒などによって容易に破壊されてしまいます。

そのため、1日に必要な量を摂取するためには多めに摂取することが大切です。また、食事だけではまかなえないと思った場合は、サプリメントで補うことも賢明です。サプリメントに含まれる葉酸は、食事で摂取したものより吸収率が高い場合もあります。

細胞は私たちの体を構成しているもっとも重要な要素です。その細胞が正しく機能するために必要な葉酸は、私たち、そしてこれから生まれてくる赤ちゃんにとって欠かすことのできない栄養素であるといえるでしょう。

男性はもちろん、女性は特に気を付けて、葉酸不足を招かないようにしましょう!

photo credit: Esparta via photopin cc

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