梅雨といえば、食中毒注意報!

むしむし、じめじめといった言葉で形容されるこの梅雨の時期は、食中毒に特に注意しなければならないと言われていますが、それにはちゃんと理由があります。

食中毒を引き起こす細菌の多くは適度な水分と温度を好むので、気温と湿度が高く降水量も多いこの時期は、それらの細菌が簡単に増殖してしまうのです。

やはりこの時期は食中毒に注意しなければなりませんね。では、食中毒を起こす細菌について詳しく見ていきましょう。

食中毒の種類

まず食中毒には大きく分けて下のように3つの種類があります。

  1. 大腸菌などの菌によるもの
  2. 毒キノコやふぐなどの、もともと食品に含まれている毒素によるもの
  3. 洗剤などの化学物質が食品に混入することによるもの

これらのうちでもっとも被害が多いのは菌による食中毒で、この梅雨の時期に特に増加する食中毒もこれが原因です。

これらの菌による食中毒は、ほとんどの症状が嘔吐・腹痛・下痢などで、熱に弱い菌が多いですが、菌の違いによって多少の違いがあります。

代表的な菌を見てみましょう。

病原性大腸菌

菌による食中毒の中で最多数を誇る細菌。
猛威を振るったO-157もこの大腸菌の一種。
75℃1分以上の加熱で死滅。

サルモネラ菌

・鶏卵などに含まれていることが多い。
・熱に弱く、60℃10~20分程度の加熱で死滅する。
・卵料理はしっかり加熱し、生卵は特に注意。

腸炎ビブリオ

・魚介類や海苔などに含まれることが多い。
・他の食品に付着する可能性が高くなるため、刺身には特に注意。
・熱に弱く60℃5分以上の加熱で死滅。

黄色ブドウ球菌

・主に調理者の手などから食品に付着。
・この菌のつくり出した毒素は熱に強いので注意。

ボツリヌス菌

・ほかの食中毒菌と違って、神経症状が現れることが特徴。
・重症化すると死亡することもある。

カンピロバクター

・牛乳や飲料水などによく含まれ、少量でも感染する。
・熱に弱く空気に触れても死滅するが、低温に強いので注意。

食中毒を防ぐために

細菌による食中毒の対策としては、主に下の3つがあります。
もう一度確認して、食中毒を未然に防ぎましょう!

菌を食品に付着させない

手洗いを徹底し、包丁やまな板も材料ごとに使い分けるなど、清潔に保つようにする。

食品に付着している菌をそれ以上増やさない

・ 生鮮食品は少しの時間でも常温に放置しない。
・ 調理前の肉や魚がその他の食品に触れないようにする。
・ 冷蔵庫を頻繁に開け閉めしたり、食品を詰め込んだりしない。

しっかりと殺菌する

・加熱調理をする食品はしっかり加熱する。(目安は75℃1分)

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