免疫力を高める栄養素のまとめ

前回は免疫の基礎知識について解説しました(体を守る「免疫」の基礎知識)。今回は免疫力あるいは抗酸化力を高めてくれる栄養素については解説します。

ビタミンA

ビタミンAは、皮膚や粘膜を正常に保つはたらきをしています。皮膚や粘膜には、私たちの体内への異物の侵入を防いでくれる働きがありますから、免疫力を高めるためには欠かせません。β-カロテンは体内でビタミンAに変換されます。β-カロテンには抗酸化作用もあります。ビタミンAは摂取し過ぎてもあまり体に良くありませんので、サプリメントで摂取する際は過剰摂取の心配のないβ-カロテンをおすすめします。

ビタミンC

ビタミンCは、体内において細菌などを処理してくれる免疫細胞を活性化してくれます。また、抗酸化作用もあり、特にビタミンEとともに摂取するとより抗酸化作用が高まります。さらに、インターフェロンという物質の産生を高め、発がん物質の増殖を抑制してくれたりもするのです。

ビタミンE

強力な抗酸化作用をもっており、活性酸素と結びつくことで過酸化脂質が生成されるのを防ぎ、老化や動脈硬化などを防いでくれます。ビタミンC、コエンザイムQ10などと一緒に摂取すると特に効果的です。

ビタミンB6

ビタミンB6には免疫反応を正常に保ってくれる働きがあります。具体的には、免疫グロブリンと呼ばれる物質の機能を正常に保ってくれます。免疫グロブリンは、異物に対抗する抗体としてのはたらきをもっており、ビタミンB6が不足すると、免疫反応が過剰になりアレルギー症状が出ることもあります。

ポリフェノール

ポリフェノールとは植物に含まれる成分の総称であり、その種類は約4,000種類にも及びます。主に抗酸化作用を持っていますが、それ以外の作用も持っているものがあり、各ポリフェノールごとにそれぞれ特徴があります。

リコピン

トマトやスイカなどの赤色の色素です。カロテノイドと呼ばれる色素の一種で、β-カロテンの仲間といえます。このリコピンにも抗酸化作用があります。

こうして見てみると、実に様々な栄養素や食品が私たちの体を健康に保つのに役に立ってくれていることがわかります。
これらの栄養素、食品を効果的に摂取して、健康を保っていきましょう!

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