いがいがに包まれた秋の味覚「栗」

いがいがに包まれた秋の味覚「栗」

食用の実としては珍しく、いがいがに包まれた栗。そのまま食べるだけではなく、いろいろな料理に用いられたり加工されたりする栗ですが、果たしてどんな栄養が含まれているのでしょうか。

栗のは果物?

栗は甘い上に、なしや柿などと並べられて秋の味覚の代表選手として捉えられることが多く、一見果物のようにも思えます。しかし、食品の分類では栗は種実類とされ、なしや柿などの果実類とは違います。栗は落花生のようなナッツ(木の実)の仲間ということになるのです。

栗の種類

栗にもいくつか種類があります。それぞれにいくつか特徴があり、例えば、日本の栗は大きく、一方の中国の栗は日本のものよりも小粒ですが、甘みは強いです。天津甘栗のあの大きさと比較すれば、日本の栗と中国の栗の大きさの違いがはっきりわかるのではないでしょうか。また、アメリカなど西洋の栗も存在しています。こちらは、加工用とされることが多いようです。

栗の栄養

栗にはどのような栄養が含まれているのでしょうか。先ほど栗はナッツの仲間だと書きましたが、ナッツの仲間にしては脂質があまり含まれていません。一方で、私たちのエネルギーの元となる炭水化物や、ビタミンB群が多く含まれているという特徴があります。

また、栗にはビタミンCが含まれています。この点でもナッツの仲間としては珍しく、まるで果物のようですね。しかも、栗のビタミンCは加熱にも強く、効率的にビタミンCを摂取することができるのです。他にも葉酸やマグネシウムなども含まれており、多くの種類がバランスよく含まれています

栗にもタンニン

柿の特集でも出てきたタンニンですが、この栗にも含まれています。栗の場合は主に渋皮に含まれていますが、やはりポリフェノールの一種ということで、抗酸化作用などが注目されています。栗の場合は渋皮煮などにすれば渋皮ごと食べることができるので、効率よく摂取することができますね。

秋の味覚

今回は栗の特集でしたが、いかがだったでしょうか。前回の柿も今回の栗も、栄養面で似ているところもあり、また甘くておいしい食べ物という点では一緒ですが、それぞれの特徴を活かすことで、もっと秋の味覚を堪能してみてはいかがでしょうか。

photo credit: coniferconifer via photopin cc

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