エコノミークラス症候群の予防法

ビジネスでもエコノミー?

エコノミークラス症候群は欧米において亡くなる人が急増し、訴訟問題に発展するなどしていましたが、日本でも数年程前から話題になっており、対策なども講じられてきています。今回はそのエコノミークラス症候群について見ていきましょう。

エコノミークラス症候群とは

エコノミークラス症候群とは、またの名を「ロングフライト血栓症」とも呼び、正式名称は「深部静脈血栓症」といいます。この症状は、長時間足を動かさずに座っていることで太ももの奥にある静脈に血のかたまり(血栓)ができてしまうというものです。この症状の恐ろしいところは、この血栓が血液の流れに乗って運ばれ、脳や心臓、肺などの血管を詰まらせてしまうことがあるという点です。

当初は飛行機のエコノミークラスの乗客から報告されることがあったためにエコノミークラス症候群という名称がついたようですが、もちろんビジネスクラスやファーストクラスの乗客でもなる可能性はありますし、また飛行機に限らずそれ以外の場所でも、長時間座り続けるようなことがあれば危険性は高まってしまいます。

エコノミークラス症候群を予防するためには?

エコノミークラス症候群の大きな原因が長時間足を動かさないで座っていることにあるということで、予防するためにもっとも重要なことは、座りっぱなしにしないで定期的に体や足を動かすことです。飛行機の中ではあまり動き回ったりはできませんが、手足を動かしたり、立ったり座ったりするだけでもエコノミークラス症候群の予防にはかなり有効であるということです。

また、水分を補給することも効果的な予防法の1つとなり得ます。水分を補給することで血液の流れが良くなるため、血栓ができにくくなるのです。さらに、血液の流れを妨げないという点から見れば、服による締め付けを防ぐためにゆったりとした服装にし、血液循環をスムーズにするということも予防法の1つであるといえるかもしれません。

エコノミークラス症候群は命に関わる重大な症状ですが、自覚に乏しいと言われるため、予防は大変重要となってきます。皆さんも長時間座り続けるような必要がある時には、ぜひ注意してくださいね!

photo credit: airbusky via photopin cc

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