番茶梅干し医者いらず。知られざる梅干のパワー。

番茶梅干し医者いらず。知られざる梅干のパワー。

昔から「番茶梅干し医者いらず」「梅はその日の難逃れ」といって、ご飯が腐りにくい、お腹が痛くならない、二日酔いに良い、肩こりが治る、風邪が良くなるなどといわれ、梅の効能が語り継がれてきました。梅干しの酸っぱさの主成分であるクエン酸とその他の成分が梅干しの様々な効能をもたらします。

梅干しの効果

疲労回復

疲れている状態とは、身体が酸性化している状態です。梅干しに豊富に含まれるクエン酸は疲れの元である酸性物質の蓄積を阻止する働きをします。体内に入ったクエン酸は、すぐに疲れの元である酸性物質と結合します。結合したクエン酸と酸性物質は、体内でさまざまな酸に変化し、再びクエン酸へと姿を戻します。クエン酸に戻ると酸性物質が消えてしまっているため、疲れの元が消えてしまい疲労はすっかりとれてしまうというわけです。

活性酸素を消去

老化の原因ともなる活性酸素。この梅干しに含まれるクエン酸には活性酸素を消してくれるすばらしいパワーがあります。梅干しを見るだけで唾液がでますが、この唾液に活性酸素をやっつける酵素がふくまれているのです。また、クエン酸は疲労回復、活性酸素の除去だけでなく、老化防止にも役立つほか、血液中に乳酸がたまらないようにする働きもあるので、肩こりや腰痛、筋肉疲労や痛みの予防にも効果があります。

カルシウムの吸収を促す

厚生省のまとめでは、日本人全体に不足しているカルシウムは一日の所要量の八割しかとれていないそうです。カルシウムは吸収されにくい食品ですが、腸壁から吸収したカルシウムを骨や歯をつくるカルシウムに変える援助をしているのが梅に含まれているクエン酸です。 カルシウムを多く含む、小魚類、乳製品と梅干の組み合わせを是非ご活用下さい。

殺菌効果

梅干しには強力な殺菌効果があります。クエン酸は腐敗菌の繁殖を抑える効果を発揮します。お弁当やおにぎりに梅干しを入れると、菌が繁殖するのを抑えてくれます

酔いを解消

お酒を飲みすぎた時には、梅干入れの番茶をたっぷりのむと良いといわれています。アルコールの代謝は、主として肝臓で行われ、代謝の約80%が肝臓によるものと推定されています。梅には肝臓の機能を高める成分、ピクリン酸が含まれているので

腸の働きを整える

便秘には、小さなスプーンの半分ぐらいの梅肉エキスを冷水に溶かし、朝起きぬけに飲むと効果があります。下痢には、お湯で薄めて一日 3回ぐらい飲むといいです。梅の中にあるピルビン酸が腸の働きを活発にして、下痢や便秘の解消に一役買っています。

胃ガンの抑制

梅の中にはシリンガレシノールという成分が含まれ、ピロリ菌の増殖を抑える効果や胃粘膜への感染予防の働きがあります。

梅干しを使った民間療法

  • 二日酔いに梅干し入りのお茶を飲む
  • 乗り物酔いに梅干しをしゃぶる
  • かぜで熱があるときに梅干し入りしょうが湯を飲む
  • かぜで鼻がつまったときに梅干の果肉でを鼻に湿布する
  • 口臭に梅干し
  • 便秘に梅干しを食べる
  • かぜに梅干しの黒焼き入り熱湯を飲む

その他にも虫歯予防に効果があったり、糖尿病予防に効果があったりと万能な梅干し。私たち日本人の食卓と健康には欠かせない貴重な存在です。このうっとうしい時期も、梅干パワーで健康的にエネルギッシュに過ごしましょう!

photo credit: hiromama via photopin cc

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