ダイエットや疲労にも紅茶

紅茶はいかが?夏バテでお疲れの方に。

暑い日が続きますね。これまでの暑さで、ちょっとお疲れの方へ。紅茶はいかがでしょうか。紅茶には、利尿作用のほか、疲労回復やストレス発散の効果があり、また、紅茶の香りにはリラックス効果もあります。

本日は、知っているようで知らない紅茶の魅力をご紹介します。

そもそも紅茶とは

紅茶もウーロン茶も緑茶も、実は、もともと同じ葉っぱなのです。ではどこが違うのかというと、酵素酸化の度合い。生茶を完全に発酵させたのが紅茶、途中で発酵を止めたのが烏龍茶、発酵しないように蒸したり炒ったりするのが緑茶になります。基本的には嗜好品として飲まれる紅茶ですが、健康によい物質が含まれていることがわかってきました。今、特に注目を集めているのは抗酸化作用ですが、それ以外にもさまざまな健康効果が認められています。

紅茶の抗酸化効果

紅茶は活性酸素を除去する抗酸化作用のあるフラボノイドが最も豊富な飲料のひとつであり、心筋梗塞の発症率を下げる」「血管を強くする」といった効果が 2001年にアメリカで発表されています。また、ある研究では、1杯の紅茶が、特定の活性酸素に対して、にんにくやブロッコリー、にんじん、芽キャベツ1食分よりも高い抗酸化作用を発揮するとも指摘されています。

生体内の活性酸素によって引き起こされる生活習慣病(がん、高血圧,脳卒中,心臓病,糖尿病など)の予防,老化の抑制(老人性シミの発生防止,血管等体の組織がもろくなるのを防ぐ)、メラニン色素生成を防ぐ美容等にも充分効果が期待できます。

紅茶に含まれる抗酸化物質はフラボノイド、カテキン、テアルビジン、テアフラビンなどで、特有の色や風味の元にもなっています。

抗菌作用・風邪予防

紅茶に含まれるフラボノイドには、ボツリヌス菌やコレラ菌など一般的な食中毒菌に対する殺菌効果があり、インフルエンザウィルスの感染力を失わせるなど高い抗菌能力を持っています。他にも、風邪の予防になるほか、ノドが痛む風邪の時には紅茶でうがいをする人もいます。

茶ポリフェノールは乳酸菌やビフィズス菌など体に必要な菌には影響を及ぼさないので、腸内の善玉菌が増え、便秘と下痢の双方に効能を示します。また胃炎や胃がんの原因菌といわれるピロリ菌に対する殺菌性も認められています。

紅茶のダイエット効果

紅茶ポリフェノールでも糖分分解酵素の阻害作用、脂肪吸収抑制作用が期待できます。また、紅茶に含まれるカフェインはエネルギー源として脂肪を優先的に消費する作用があると言われ、有酸素運動時に摂取すればダイエット効果が見込めます。

疲労回復とストレスの解消

ショックを受けたとき、落ち込んでいる人を慰めるとき、イギリス人たちはまず紅茶を飲みます。日本人でもお茶をいっぱい飲んでホッとしたと言う経験のある人も多いのではないでしょうか。これはカフェインの覚醒作用や体内活動を活発にする作用によるものです。その他にも、カフェインには疲労回復、ストレス解消、中枢神経の興奮、強心作用、運動敏捷性、抗喘息作用、利尿作用などの働きがあります。

紅茶にはコーヒーの約2倍のカフェインが含まれています。カフェインを取ると眠れなくなるという人がいますが、紅茶に含まれるアミノ酸の一種テアニンがカフェインの作用を抑制し、お湯の中でタンニンと結合して体内に取り込まれるので、コーヒーに比べると穏やかに作用します。そのため、覚醒効果よりも鎮静作用のほうが強く働きます。

ミネラル補給

ミネラルは体内の新陳代謝が円滑に行われるために必要な栄養素です。ミネラルは製茶過程で増減しないので、いずれのお茶にもミネラルが多く含まれています。そして、特にカリウムが豊富で、脳卒中の防止に役立ちます。他にも、カルシウム、マンガン、ナトリウム、フッ素、亜鉛、銅、ニッケル、モリブデン、セレンと言った微量要素も抗酸化作用に必要だと言われています。

リラクゼーション効果

紅茶の香りにはリラクゼーション効果があることが認められています。紅茶に含まれるアミノ酸の一種『テアニン』を摂取すると、脳にアルファ波が多く現れます。このアルファ波が発生しているときの脳は、『気持ちはリラックスしているけど、頭はスッキリとしている状態』です。このアルファ波の増加がリラクゼーション効果を生みます。加えて、紅茶を飲むときのやさしい香りも相乗効果となります。

虫歯・歯垢合成酵素阻害作用

お茶の葉にはフッ素が多く含まれています。中でも紅茶が最も多く、紅茶のフッ素が歯のエナメル質を強くし虫歯を予防すると言われています。また、カテキンやテアフラビンは歯垢合成酵素阻害作用があるので、紅茶でうがいすることで歯垢防止効果が期待できます。ただし、虫歯菌に対する殺菌作用はそれほど強くありません。

消臭効果

お茶の匂いの吸着力は古くから知られています。使用後の紅茶ティーバッグは包丁の臭み取りや冷蔵庫内の脱臭に用いられます。茶ポリフェノールは新築家屋の建材から出るホルムアルデヒドをよく吸着するので、使用済みの紅茶のティーバッグをたくさん部屋に置くことでシックハウス症候群の予防ができます。

水虫・たむし対策

茶殻で洗浄することで水虫、たむしの治療効果があると言われています。紅茶ポリフェノールの白癬菌に対する殺菌効果が証明されています。

まとめ

紅茶はコーヒー・チョコと並ぶ3大嗜好品といわれ、世界の約8割で飲まれているというのだからすごいですよね。それだけの人が紅茶を日常的に飲んでいるのです。その紅茶が少なからず健康に良いというなら、嬉しい限りですね。

photo credit: Unhindered by Talent via photopin cc

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