かくれ糖尿病&予備軍の早期発見が薬局で可能に!

ヘモグロビンA1c(HbA1c)という検査値をご存知の方も増えてきたと思います。

高血糖状態が続くと、血液中の余分なブドウ糖はタンパク質と結合します。赤血球中のヘモグロビン(Hb)とブドウ糖がくっついたものがグリコヘモグロビンですが、その中で糖尿病と密接に関わっているのがHbA1cです。HbA1cは過去1~2ヶ月間の血糖値の平均をあらわしていると言われています。

血中グルコース濃度(通常の血糖値)は食前や食後で大きく変動しますので、糖尿病のリスクを調べるために最近ではHbA1cの値が重要視されています。会社等で定期健診を受けている人は、必ずHbA1cを測定していますので糖尿病のリスクを把握することができますが、定期健診を受けていない人はHbA1cの値を知る機会がありませんでした。

そこで、病院よりも敷居の低い「薬局」でHbA1cの測定を行おうというプロジェクトが実施されています(矢作直也・筑波大学准教授)。薬局20店舗で検査を受けた約2500人のうち、43%は定期健診を受けておらず、「糖尿病が強く疑われる人」「予備軍と疑われる人」の合計は約3割に上ったとのことです。やはり、病院より身近な場所で血糖検査ができることは有意義であると感じます。

この取り組みが広がれば、糖尿病の予防、早期発見が大いに前進しますね。今後の展開に期待しましょう。

photo credit: AlishaV via photopin cc

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